絵本と装幀芹沢銈介の本の仕事

染色家・芹沢銈介（1895〜1984）は、絵本や装幀（ブックデザイン）など、本に関する膨大な仕事も残している。絵本作家としては、ページごとに型染や合羽刷などの技法によって表現し、表紙や製本にもこだわった50冊以上にのぼる手仕事の絵本を、装幀家としては、単行本や雑誌など500冊以上をデザイン。今展では、絵本と装幀本150点を中心に展示し、芹沢の本の仕事を紹介する。