空の発見

渋谷区 渋谷区立松濤美術館 TEL.03-3465-9421

開催期間:2024年9月14日(土)~11月10日(日)

日本絵画の歴史の中で空や雲が描かれるのは、江戸時代中期、18世紀以降のこと。障屛画では金地や金雲などがこの空間を占め、水墨画では余白のような位置づけだった。洋風画や泥絵、浮世絵に「青空」が広がりだすのは、西洋の絵画技法などの影響を受けた近世以降となる。今展では、「空」を描く以前から現代までのさまざまな空の表現を、約100点の作品によりたどる。