磁州窯と宋のやきもの—「鉅鹿(きょろく)」発見100年—

世田谷区 静嘉堂文庫美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2020年1月18日(土)~3月1日(日)(会期変更)

中国宋代(960〜1279)の陶磁器は「宋磁(そうじ)」と称され、中国の工芸文化のひとつのピークを示すものとして世界的に評価されている。2020年は、近代における宋磁蒐集の契機となった北宋の町「鉅鹿」遺跡と磁州窯の陶器の再発見から約100年にあたる。今展では、これまでまとまって公開されることの少なかった館蔵の磁州窯とその周辺の陶磁器(磁州窯系陶器)を紹介。あわせて国宝《曜変天目(稲葉天目)》をはじめとする宋磁の名品を展示する。