京都市 泉屋博古館 TEL.075-771-6411
開催期間:2015年9月5日(土)~10月12日(月・祝)
京都の公家・徳大寺家に生まれ、住友家15代当主となった住友春翠(1864〜1926)は、住友グループの基礎を築く一方で、さまざまな文化活動に取り組んだ。今展では、春翠が蒐集した代表的な美術品を明治時代と大正時代の2部に分けて展示。第1部では、1897(明治30)年に外遊して欧米富豪の生活様式や文化活動を見聞して大きな影響を受けた春翠が、1903年に神戸須磨に別邸として建築した本格的な洋館と、そこに飾られたフランス印象派やアカデミーの絵画、黒田清輝や浅井忠ら日本の洋画家や清風与平ら陶芸作家の作品、中国文人への憧れを示す青銅器、陶磁器・玉器・文房具・文人画などを紹介する。
生誕150年記念 住友春翠 第2部:数寄者 住友春翠—きれいさびを求めて—
2015年10月20日(火)〜11月29日(日)