生誕130年 青山義雄とその時代

茅ヶ崎市 茅ヶ崎市美術館 TEL.0467-88-1177

開催期間:2024年12月14日(土)~2025年2月24日(月・振休)

展覧会チラシ(画像:青山義雄《花》 油彩・キャンバス 1994年 茅ヶ崎市美術館蔵)

画家・青山義雄(1894〜1996)は、1921年に渡仏。その後一時帰国を挟みながら生涯のほぼ半分をフランスで過ごし、1986年からは茅ヶ崎市東海岸のアトリエを兼ねた住宅で最晩年まで制作を続けた。1926年、ニースの画廊に委託していた作品がアンリ・マティス(1869〜1954)の目にとまり、マティスは「この男は色彩を持っている」と称賛。その後、作品を批評してもらうようになり、青山は生涯マティスを師と仰ぎ、自分の画業と向き合い続けた。一方で梅原龍三郎(1888〜1986)が創立に携わった春陽会へは、長く出品を続けた。青山の生涯を作品でたどるとともに、梅原や、フランスで一緒に展覧会を開いた椿貞雄(1896〜11957)ら、青山と関わりがあった画家の作品も紹介する。