生誕130年 武井武雄展〜幻想の世界へようこそ〜

目黒区 目黒区美術館 TEL.03-3714-1201

開催期間:2024年7月6日(土)~8月25日(日)

子どものための文化が目覚ましく開化した大正期、1918(大正7)年には児童雑誌『赤い鳥』が創刊され、「童謡」も誕生。こうした状況下で子どものための芸術こそ本物の芸術でなければならないとして「童画」という言葉を発案し、一つのジャンルとして確立することを目指して活動した武井武雄(1894〜1983)。子どもの心に触れる「童画」、銅版画や木版画など多様な技法で制作された「版画」、装丁・函・本文・絵で構成され「本の宝石」とも称される「刊本作品」を中心に、原画類やデザインの仕事など、多岐にわたる武井の世界を紹介。目黒会場のみの展示として、武井と日本童画会で志を共にした目黒ゆかりの作家、秋岡芳夫(1920〜97)の童画作品もあわせて展示する。

石川県立美術館 2024年9月7日(土)〜10月6日(日)
一宮市三岸節子記念美術館 2024年10月12日(土)〜11月24日(日)