生誕120周年 小熊秀雄展 遊歩者のスケッチ豊島区所蔵作品展

豊島区 豊島区立郷土資料館 TEL.03-3980-3177

開催期間:2022年2月1日(火)~3月13日(日)

1930年代、豊島区の池袋界隈にアトリエ村と呼ばれるほどにアトリエ付き貸家が建ち並び、数多の芸術家たちが生活と芸術活動の拠点として集った。この池袋の芸術家たちが生み出す空気をパリのモンパルナス地区になぞらえ「池袋モンパルナス」と初めに呼んだのは、北海道出身の詩人・小熊秀雄(1901〜1940)だとされている。豊島区では、詩作と同時期に手がけられ、街路やカフェ、市営の人々など「都市の風景」を描いた小熊の絵画作品を113点所蔵しており、今展では、これらを11年ぶりに全展観する。