生誕100年 昭和の版画師 関野凖一郎展

青森市 青森県立美術館 TEL.017-783-3000

開催期間:2014年10月4日(土)~11月24日(月・祝)

日本や世界の各地の風景や人物を描いた版画作品で知られる関野凖一郎(青森市生まれ、1914〜1988)の初の本格的な回顧展。木版画、同伴が、石版画、コラグラフなどさまざまな技法に精通していた関野の多彩な作品の魅力を紹介する。
さらにアトリエに残されていた版木、スケッチ、創作メモ、蔵書などの貴重な資料により、彫りや摺りなどに独自の工夫を凝らした表現方法の数々や、創作に込めた想いを解き明かす。同郷の今純三や棟方志功、上京後の恩地孝四郎のもとでの「一木会」、戦後駒井哲郎とともに開いた銅版画研究会など多彩な作家たちとの交流も紹介する。
総数300点を超える作品と関連資料を集めた青森県立美術館の独自企画展。