生誕100周年　トーベ・ヤンソン展ムーミンと生きる

北欧の風土に根ざした童話「ムーミン」シリーズを生んだ画家、小説家のトーベ・ヤンソン（1914〜2001）は、彫刻家の父、画家の母のもと、スウェーデン語系フィンランド人としてヘルシンキに生れた。今展は、フィンランドの国立アテネウム美術館で開催された回顧展（2014年3月〜9月）を日本巡回展として再構成したもの。「ムーミン」シリーズや児童文学の挿絵原画はもとより、生涯通して描き続けた油彩作品や写真資料など約400点により、作家の全貌に迫る。
コレクション・ギャラリーでは、京都を拠点に独自の版表現を展開した井田照一（1941〜2006）の初期から晩年にいたる作品約40点による「井田照一展　接点としての版画」を同時開催（〜2015年4月15日(水)）。