浅井忠、あちこちに行く—むすばれる人、つながる時代—

千葉市 千葉県立美術館 TEL.043-242-8311

開催期間:2024年10月30日(水)~2025年1月19日(日)

近代洋画の先駆者のひとりであり、日本画や工芸、図案などさまざまな分野で活躍した浅井忠(1856〜1907)。千葉県立美術館では、1974年の開館以来、千葉ゆかりの作家として作品収集および調査研究に務めてきており、作品約200点と絵葉書等の関係資料約1,500件という日本有数の浅井忠コレクションを有している。開館50周年を記念し企画された今展では、千葉県立美術館が所蔵する4つの日記—「筑波日記」「従軍日記」「巴里日記」「フォンテーヌブロー日記」—を軸に、所蔵の淺井作品を一挙公開。他館からも作品を借用し、「1. プロローグ」「2. 東京時代」「3. 明治美術会と従軍」「4. パリに行く」「5. グレーに行く」「6. 京都時代」「7. 教え子たち」の7章構成で、その生涯と作品を紹介する。