渋谷区 山種美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2022年10月6日(木)~12月4日(日)
近代京都画壇を牽引した日本画家・竹内栖鳳(1864〜1942)は、円山四条派の写生に基づく表現方法を引き継ぎながら、さまざまな古典を学習。1900年のパリ万博視察の渡欧では現地の美術に大きな影響を受け、帰国後、西洋絵画の技法を取り入れ、水墨画など東洋画の伝統も加味した独自の画風を確立した。代表作である重要文化財《斑猫》(1924年)をはじめ、山種美術館所蔵の栖鳳作品全26点、個人蔵の初公開作品10点を含む初期から晩年までの作品によりその画業をたどる。京都画壇の先人たち、同時代に活躍した画家や栖鳳門下の画家たちの作品もあわせて紹介する。
日本の風景を描く—歌川広重から田渕俊夫まで— 2022年12月10日(金)〜2023年2月26日(日)