没後700年 趙孟頫とその時代—復古と伝承—東京国立博物館・台東区立書道博物館連携企画

台東区 東京国立博物館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2021年1月2日(日)~2月27日(日)

中国・南宋時代の末期に宋の太祖の11代目の子孫として浙江省に生まれた趙孟頫(字 子昂)(ちょう・もうふ(あざな すごう)、1254〜1322)は、26歳で故国が滅亡。33歳でモンゴル人が統治する元王朝に仕え、一族からの非難も受けたが、書画においては、王羲之(おう・ぎし、303〜361)を主とする晋唐の書法と、唐宋の画法を規範として復古主義を唱道し、漢民族の伝統文化を後世に伝える偉大な業績を打ち立てた。今展では、趙孟頫をはじめとする元時代の書画に焦点をあて、その魅力と構成における受容を紹介。台東区立書道博物館(会期:1月4日(火)〜2月27日(日))との連携企画の19回目となる。