京都市 京都国立近代美術館 TEL.075-761-4111
開催期間:2025年10月7日(火)~11月24日(月・振休)
	京都で生まれた堂本印象(1891〜1975)は、1918(大正7)年、京都市立絵画専門学校に入学。翌1919年に第1回帝展に初入選を果たしてから、1968(昭和43)年の第11回新日展にいたるまで出品を続け、官展およびその流れを汲む新日展を中心に活躍した。当初は細密な具象画を持ち味としていたが、60歳を過ぎて渡欧した後は抽象的な作風へと移行し、躍動感のある筆のストロークで表現した抽象画を完成させた。第6回帝展で帝国芸術院賞を受賞した《華厳》(1925年、東大寺蔵)や、第7回日展出品の《ガラス》(1951年、福島地方裁判所蔵)、法然院所蔵の襖絵《雲華西来》《香雲満堂》(いずれも1971年)のように普段は公開されていない代表作も京都会場限定で展示。画業だけでなく印象が手がけた陶芸や木彫、デザインを含め作家の創作の全貌を紹介する。
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