没後50年記念 加藤土師萌展色絵磁器を極めた人間国宝 その技とデザイン

町田市 町田市立博物館 TEL.042-726-1531

開催期間:2018年12月8日(土)~2019年1月27日(日)

陶芸家・加藤土師萌(かとう・はじめ、1900〜68)は、中国色絵磁器のなかでも最も難しいとされた「黄地紅彩(おうじこうさい)」や「萌葱金襴手(もえぎきんらんで)」などの再現に成功し、1961年に「色絵磁器」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。晩年、皇居新宮殿におさめる高さ150cmの大作《萌葱金襴手菊文蓋付大飾壺》の制作に没頭し、完成間近に他界。今展では、初期の岐阜県陶磁器試験場で制作された作品をはじめ、横浜の日吉に窯を築いて独立してからの多彩な技法による作品、海外を訪れた際の街並みや陶磁器を描いたスケッチなどにより、幅広い制作活動を紹介する。

岐阜県現代陶芸美術館 2018年9月8日(土)〜11月4日(日)(終了)