神戸市 兵庫県立美術館 TEL.078-262-0901
開催期間:2019年4月6日(土)~5月19日(日)
幕末から明治初年にかけて活躍した河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい、1831〜1889)の幅広い画業を紹介。とくに、暁斎の曾孫で眼科医の河鍋楠美(1931〜)が設立した河鍋暁斎記念美術館(埼玉)が所蔵する約2,200点におよぶ「下絵類」(下絵(実際に完成作品が存在するもの)、版下絵(錦絵制作のための作品)、画稿(構想中のもの、部分的なもの)、写生(実際に見て描いたもの)など)を多数展示し、鋭い観察力、洞察力、写生力、描写力に迫る。また、暁斎と親交が深く臨終も看取ったお雇い外国人の医師エルヴィン・フォン・ベルツ(1849〜1913)の旧蔵品で現在ドイツのビーティヒハイム・ビッシンゲン市立博物館所蔵の作品7点が里帰り展示される。
印象派からその先へ—世界に誇る吉野石膏コレクション 2019年6月1日(土)〜7月21日(日)