港区 サントリー美術館 TEL.03-3479-8600
開催期間:2025年2月15日(土)~4月13日(日)

アール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸、陶芸、家具などの製造、デザインで知られるエミール・ガレ(1846〜1904)は、フランス北東部ロレーヌ地方の古都ナンシーで生まれ、父が営む高級ガラス・陶磁器の製造卸販売業を引き継ぎ、独自の世界観を展開して成功を収めた。国際的な成功へと導いたのは、首都パリであり、1878年、1889年、1900年のパリ万国博覧会では、次々と新作を発表してグランプリなどの受賞を重ねた。今展では、ガレの地位を築いた憧れのパリとの関係に焦点を当て、その創造性の展開を顧みる。パリ装飾美術館から万博出品作をはじめとする伝来の明らかな優品が多数出品されるほか、近年サントリー美術館に収蔵された、パリでガレの代理店を営んだデグペルス家伝来資料を初公開。ガレとパリとの関係性を物語るガラス、陶器、家具、そしてガレ自筆文書などの資料類など、計110件により構成する。
富山市ガラス美術館 2024年11月2日(土)〜2025年1月26日(日)(終了)
酒呑童子ビギンズ 2025年4月29日(火・祝)〜6月15日(日)