没後100年 五姓田義松—最後の天才—

横浜市 神奈川県立歴史博物館 TEL.045-201-0926

開催期間:2015年9月19日(土)~11月8日(日)

五姓田義松(1855〜1915)は、わずか10歳で、横浜在住のイギリス人報道画家チャールズ・ワーグマン(1832〜1891)に入門。1877年第1回内国勧業博覧会洋画部門で受賞、翌年には《孝明天皇御肖像》や明治天皇の巡幸図(いずれも御物)を描く。1880年、パリに留学して翌年春のサロンで日本人初の入選を果たし,9年間を過ごした。明治の洋画家のトップランナーだった義松の生涯と実像を、800点を超える作品と資料で明らかにする29年ぶりの回顧展。幻となっていた水彩・鉛筆画63件のコレクションを初公開するほか、画家の生活を伝える書簡や販売記録などのさまざまな文書資料も多数展示されている。【特設ウェブサイト】