橘小夢とその時代—幻の画家、ふるさとに咲く

大正から昭和初期にかけて、挿絵や装幀、版画、日本画の制作をはじめ、多彩な活動をした橘小夢（1892〜1970）の故郷秋田で開催される初の大回顧展。第Ⅰ章では、震災と戦火を逃れて現存していた肉筆画など、秋田県内で発見された初公開作品を一挙公開。第Ⅱ章では、弥生美術館・竹久夢二美術館（東京・文京区）所蔵品より、竹久夢二をはじめ、同時代に活躍していた挿絵画家たちの優品を紹介する。