果てなきスペイン美術—拓かれる表現の地平長崎県美術館・三重県立美術館コレクション

長崎市 長崎県美術館 TEL.095-833-2110

開催期間:2024年5月22日(水)~7月7日(日)

国内では数少ない、スペイン美術の収集と展示を縹渺する長崎県美術館と三重県立美術館が共同して開く展覧会。長崎県美術館は、第二次世界大戦時にスペイン・マドリードに特命全権公使として駐在した外交官の須磨彌吉郎(すま・やきちろう、1892〜1970)が現地で収集したいわゆる「須磨コレクション」を軸に、中世から現代にいたるスペイン美術作品を多数収蔵している。三重県立美術館は、バルトロメ・エステバン・ムリーリョやフランシスコ・デ・ゴヤといったオールド・マスターの油彩画作品を筆頭に、バレンシアの現代作家らによる作品群を加えて独自のスペイン美術コレクションが形成されている。今展では、両館が誇るコレクションを結集した100点を超える作品により、中世から現代にいたるスペイン美術の精華を伝える。

三重県立美術館 2024年7月20日(土)〜9月29日(日)