板谷梅樹の世界昭和モダーン、モザイクのいろどり

筑西市 板谷波山記念館 TEL.0296-25-3830

開催期間:2024年4月20日(土)~8月12日(月・振休)

昭和モダンのアートシーンを飾ったモザイク作家・板谷梅樹(いたや・うめき、1907〜63)の初の本格的な回顧展。陶芸家・板谷波山(1872〜1963)の息子だった梅樹は、父が砕いた陶片の美しさに魅了され、20代半ばの頃から陶片を活用したモザイク画の制作を志した。代表作は、旧日本劇場1階玄関ホールの巨大なモザイク壁画(1933年、原画:川島理一郎、現存せず)で、当時話題となった。以後、帝展を中心にモザイク作家として活躍した。今展では、現存する最大の壁画《三井用水取入所風景》(1954年、板谷波山記念館蔵)をはじめとする作品を一堂に集める。

泉屋博古館東京 2024年8月31日(土)〜9月29日(日)