朝倉文夫　摂　響子　三人展

朝倉彫塑館は彫刻家・朝倉文夫（1883〜1964）のアトリエと住居だった建物で、現在の建物は1935年に完成したもの。没後1967年に「朝倉彫塑館」として公開された。日本画から舞台美術家となった朝倉摂（1922〜2014）、彫刻家・朝倉響子（1925〜2016）というふたりの娘によって1986年に台東区に寄贈されて、台東区立朝倉彫塑館となる。2001年には建物が国の有形文化財に登録、2008年には敷地全体が「旧朝倉文夫氏庭園」として国の名勝に指定されている。台東区寄贈30年を記念し、思い出にあふれた空間で三人それぞれの作品を展示する初の展覧会。