渋谷区 山種美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2025年10月4日(土)~11月30日(日)
画題となった土地や画家と縁の深い場所を「聖地」とし、その土地が描かれた作品と現地の写真をあわせて展示し、好評を博した「日本画聖地巡礼」展(2023年)の第2弾。今展では、京都・椿寺地蔵院の五色八重散椿を取り上げた速水御舟《名樹散椿》(1929年、重要文化財)、定宿から見える京都の町家の光景を表した東山魁夷《年暮る》(1968年)をはじめ、実際の場所を題材とした日本画の名作を紹介。皇居を中心に、東京を俯瞰する視点で描き出した山口晃《東京圖 1・0・4 輪之段》(2018〜25年)は、山種美術館収蔵後、初展示となる。中国・蘇州の水郷を描いた竹内栖鳳《城外風薫》(1930年)、ロンドンのタワーブリッジを捉えた平山郁夫《ロンドン霧のタワァ・ブリッジ》(1963年)など世界の「聖地」を描いた作品も紹介する。(記載の作品は、すべて山種美術館蔵)。
LOVEいとおしい…っ!—鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛—
2025年12月6日(土)〜2026年2月15日(日)
