文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰—ガンダーラから日本へ—

京都市 龍谷大学 龍谷ミュージアム TEL.075-351-2500

開催期間:2024年4月20日(土)~6月16日(日)

アフガニスタンのバーミヤン遺跡は、ユーラシア各地の文化が行き交った文明の十字路とも呼ばれる地域で、渓谷の崖面には多くの石窟と2体の大仏が彫られ、その周囲には「太陽神」や「弥勒」の姿が壁面で表現されていた。それらは2001年3月にイスラム原理主義組織・タリバンによって爆破されてしまったが、かつて日本の調査隊が撮影した写真や調査資料を詳細に検討することで、壁画の新たな描き起こし図が完成した。今展では、この新たな描き起こし図の原図を展示し、壁画に表された太陽神と弥勒の世界に迫る。

三井記念美術館(東京) 2024年9月14日(土)〜11月12日(火)