放蕩の画家パスキン展「さよなら、リュシー」愛のメッセージ

ブルガリアのユダヤ系の家に生まれ、ミュンヘンからパリに渡ってエコール・ド・パリを代表する画家のひとりとして活躍したジュール・パスキン（1885〜1930）。高まる評価と人気に背を向けるように「さよなら、リュシー」のメッセージを残して45歳でその命を絶った。生誕130年を記念し、パリ市立近代美術館やヨーロッパの個人コレクションを中心に、国内所蔵作品も加え、その画業を紹介。