態度が形になるとき—安齊重男による日本の70年代美術—

大阪市 国立国際美術館 TEL.06-6447-4680

開催期間:2017年10月28日(土)~12月24日(日)

安齊重男(1939〜)は、はじめ自らも独学で美術作品を制作していたが、1970年1月より、写真による美術作品の記録を開始した。李禹煥(1936〜)、関根伸夫(1942〜)、吉田克朗(1943〜99)、小清水漸(1944〜)、菅木志雄(1944〜)ら、後に「もの派」と呼ばれた作家たちの作品だけでなく、消えてなくなっていくタイプの作品を自ら探し出し、記録に残していった。安齊が撮り続けた日本の70年代美術の写真約370点を年代順に展示。安齊が目撃した作家たちの作品も展示して、安齊の行為を再検証する。