京都市 細見美術館 TEL.075-752-5555
開催期間:2025年5月24日(土)~8月3日(日)

「屏風」は風除けや間仕切りとして使用された調度で、空間を彩る美術品として、さまざまな画題や様式による屏風絵が展開。絵画世界と一体となった感覚を味わえる。「絵巻」は、鑑賞者が自ら開き、巻き進めながら見るもので、空間の移動や時間の推移を表現できることから、物語性のある主題が多く描かれた。今展では、豊臣秀吉の花見行列を描いた重要文化財《豊公吉野花見図屏風》(桃山時代)、室町幕府第11代将軍足利義澄が愛蔵していた《硯割(すずりわり)草紙絵巻》(1495(明応4)年)など、細見コレクションを中心に、異なる形式の絵画の特質に触れる。
寄贈記念 澤乃井櫛かんざしコレクション 2025年9月6日(土)〜10月13日(月・祝)