平山郁夫の足跡をたどる 日本の古社寺と文化財保護

1968年から日本文化の源流を求め、仏教伝来の道でもあるシルクロードを150回を超えるほど取材し、平和を祈りながら描き続けた日本画家・平山郁夫（1930〜2009）は、こうした旅の中で改めて日本の素晴らしさに気づき、1990年代以降、数々の「日本の風景」を描いてきた。今展では伝統的な社寺などをテーマに展示し、あわせて平山が取り組んでいた「文化財保護活動」についても紹介する。