幕末・明治の水戸金工

京都市 清水三年坂美術館 TEL.075-532-4270

開催期間:2023年3月18日(土)~6月4日(日)

江戸時代、水戸の金工は、精緻な高肉彫を特色の一つとし、刀の鐔や小柄などの装剣金具の制作で一大流派を形成。萩谷勝平(はぎや・かつひら、1804〜86)、海野勝珉(うんの・しょうみん、1844〜1915)らの名工は、廃刀令が出された後も輸出向け製品としての装剣金具や調度品などを制作した。清水三年坂美術館が所蔵する幕末から明治期に作られた装剣金具、印籠、喫煙具、花瓶などを展観する。