さいたま市 埼玉県立近代美術館 TEL.048-824-0111
開催期間:2017年4月8日(土)~5月21日(日)
長崎の絵師、川原慶賀(1786〜1860?)は、日本人の立ち入りが厳しく制限されていた出島の出入りを許され、オランダ商館の求めに応じて日本のさまざまな文物を絵画に描いていた。1823年にオランダ商館の医師として来日したドイツ人のフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796〜1866)は、植物学者でもあり、日本調査の任務を帯びていたことから、川原慶賀に植物画をはじめ多数の絵画を描かせている。今展では、シーボルトの死後ロシアに渡り、現在ロシア科学アカデミー図書館に収められている植物図譜から125点を紹介。日本国内に所蔵されている植物図譜以外の絵画もあわせて展示する。
遠藤利克展—聖性の考古学 2017年7月15日(土)〜8月31日(木)