尾形光琳筆「中村内蔵助像」と人物表現の魅力

奈良市 大和文華館 TEL.0742-45-0544

開催期間:2018年4月13日(金)~5月20日(日)

大和文華館の所蔵品より、三十六歌仙の一人である平安時代の女流歌人の姿を和歌と共に描く《小大君像》(重要文化財、鎌倉時代)、位の高い武家の妻の肖像画と推察される《婦人像》(重要文化財、桃山時代)、遊女たち17人を豪華に描いた《婦女遊楽図屏風(松浦屏風)》(国宝、江戸時代前期)、尾形光琳の描いた唯一の肖像画である《中村内蔵助像》(重要文化財、江戸時代中期)をはじめとする人物を描いた作品約50件を展示し、日本絵画の多様な人物表現の魅力を紹介する。