奇想の版画 1500-1650帝都プラハを交差するヨーロッパ版画

郡山市 郡山市立美術館 TEL.024-956-2200

開催期間:2024年11月9日(土)~12月27日(金)

古都プラハは、古くよりヨーロッパの東西南北を結ぶ十字路として栄えた。1583年には、神聖ローマ皇帝として君臨したハプスブルク家のルドルフ2世(1552〜1612)がウィーンからプラハに遷都し、広大な帝国の首都として黄金期を迎える。稀代のコレクター、芸術の庇護者として知られるルドルフ2世のもと、帝都プラハはヨーロッパの芸術文化の一大拠点となった。今展では、この時代にプラハを交差した16世紀から17世紀の版画をとりあげる。デューラーからブリューゲル、ホルツィウス、ジャック・カロまで、国内の美術館、図書館、個人などが所蔵する版画界を彩る名品173点を紹介する。