大航海時代へ—マルコ・ポーロが開いた世界—天理大学附属天理参考館・天理図書館 創立90周年

ヴェネツィアの商人である父とともにシルクロードを渡ってアジアへ向かったとされるマルコ・ポーロ（1254頃〜1324）は、『東方見聞録』を通してヨーロッパに東洋の物語を伝え、多くの冒険者たちがこの本を手がかりに海を渡り、大航海時代を切り開いた。大航海時代へと歴史が動くうねりと世界の広がりを、天理大学附属天理参考館・天理図書館の所蔵資料から解き明かす。