大原美術館展II北海道立近代美術館開館40周年記念事業

1930年、西洋美術を紹介する日本初の本格的美術館として岡山県倉敷市に開館した大原美術館。そのコレクションを北海道で初めて紹介した2012年の「大原美術館展」以来2度目となる今展では、開館に先駆けて岡山出身の洋画家・児島虎次郎（1881〜1929）がヨーロッパで作品収集を行っていた1920年代を中心としたヨーロッパと日本の美術を紹介する。大規模な修復を経て蘇った藤田嗣治《舞踏会の前》（1925年）、岸田劉生《童女舞姿》（1924年）など、北海道初公開となる作品をはじめ、50作家の作品71点を一堂に公開。