夜の画家たち蝋燭(ろうそく)の光とテネブリスム

福山市 ふくやま美術館 TEL.084-932-2345

開催期間:2015年1月24日(土)~3月22日(日)

「夜の画家」と称されるフランスのジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593〜1652)や、オランダのレンブラント(1606〜1669)らの作品に見られる光と闇のコントラストを強調したスタイルは、イタリア語の「闇(テネブラ)」を由来として「テネブリスム(暗闇主義)」と呼ばれている。
今展では、こうした明暗表現に魅せられ挑戦した亜欧堂田善、高橋由一、小林清親、山本芳翠、熊谷守一、髙島野十郎ら近代日本の画家たちの作品を全国より集めて紹介。江戸時代の絵画に見られる夜の表現も含め、約120点を展示する。ラ・トゥール《煙草を吸う男》(1646年、東京富士美術館)は、西日本初公開となる。

山梨県立美術館 2015年4月18日(土)〜6月14日(日)