国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシアロシアの至宝《忘れえぬ女》愛媛初公開

11世紀から現代までのロシアの20万点におよぶ美術作品を所蔵しているロシア最大の国立トレチャコフ美術館の歴史は、1856年、モスクワの若い商人パーヴェル・トレチャコフ（1832〜98）が同時代のロシア人画家たちの作品を収集したことに始まる。今展では、19世紀後半から20世紀初頭のロシアを代表するアレクセイ・サヴラーソフ（1830〜97）、イワン・シーシキン（1832〜98）、イワン・クラムスコイ（1837〜87）、イリヤ・レーピン（1844〜1930）、イサーク・レヴィタン（1860〜1900）らによる風景画、肖像画など初来日作品多数を含む72点を紹介する。