名和晃平 生成する表皮地域交流センター開館記念展

十和田市 十和田市現代美術館 TEL.0176-20-1127

開催期間:2022年6月18日(土)~11月20日(日)

彫刻家・名和晃平(なわ・こうへい、1975〜)は、セル(細胞・粒)で世界を認識するという独自の概念を軸に、ガラスや液体などのさまざまな素材や技法を横断しながら、彫刻の新たなあり方を一貫して追求している。展覧会タイトル「生成する表皮(英語:Generative Interface)」は、名和の作品に通底する制作概念を表しており、過去作から新作まで多様な作品シリーズを展示し、その活動の変遷を紹介。最新作《Biomatrix (W)》と「White Code」シリーズの新作を初公開する。9月20日に開館した十和田市地域交流センター(愛称「とわふる」)では、版画作品「Array-Black」シリーズの円と線で構成された《Dot》や《Line》の平面作品や、苔や菌糸のような繊毛を付着させた「Velvet」シリーズ、数ヶ月間をかけて表面が少しずつ変化していく「Black Field」シリーズの立体作品が展示されている[10月1日(土)〜11月20日(日)]。