印象派への旅 海運王の夢バレル・コレクション

福岡市 福岡県立美術館 TEL.092-715-3551

開催期間:2018年10月12日(金)~12月9日(日)

産業革命期にイギリス随一の海港都市として栄えたグラスゴー出身の海運王ウィリアム・バレル(1861〜1958)は、古今東西におよぶ様々なジャンルの芸術作品をコレクションし、1944年、9000点以上の作品を、国外に貸し出さないことを条件にグラスゴー市に寄贈した。1983年、グラスゴー市は郊外のポロック公園内にコレクションを移し、バレル・コレクションとして一般公開。同館が2015年から2020年まで改修工事により閉館しているため、奇跡の初来日が実現した。今展ではフランス絵画を中心にスコットランドやオランダ人画家の作品をあわせた73点に加え、同市のケルヴィングローヴ美術博物館よりルノワールやゴッホの絵画7点を展示。「第一章 身の回りの情景」「第二章 戸外に目を向けて」「第三章 川から港、そして外洋へ」という構成で、美術史における写実主義から印象派への流れをたどる。

愛媛県美術館 2018年12月19日(水)〜2019年3月24日(日)
Bunkamura ザ・ミュージアム(東京) 2019年4月27日(土)〜6月30日(日)
静岡市美術館 2019年8月7日(水)〜10月20日(日)
広島県立美術館 2019年11月2日(土)〜2020年1月26日(日)