北宋書画精華

中国書画史におけるひとつの頂点である北宋時代(960〜1279）を代表する画家・李公麟（1049?〜1106）の幻の真作「五馬図巻」（現・東京国立博物館蔵）が、2018年、約80年ぶりに姿を現した。これを機に、日本に伝存する北宋時代の書画の優品を一堂に集める。ニューヨークのメトロポリタン美術館から李公麟の白描画の基準作とされている「孝経図巻」（北宋時代、1085頃）も特別出品される。