芳賀郡益子町 益子陶芸美術館 TEL.0285-72-7555
開催期間:2021年3月7日(日)~5月30日(日)
大阪府岸和田市生まれの陶芸家・加守田章二(1933〜1983)は、京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)で、富本憲吉(1886〜1963)らに陶芸を学んだ後、1959年に栃木県益子町で独立。益子では灰釉・鉄釉作品の研究と制作に励み、作家として着実に評価を高めた。1969年、岩手県遠野市に移り、翌年、代表作となる「曲線彫文」シリーズを発表。1970年代以降は、色彩と模様と造形が一体化した作風を展開した。益子陶芸美術館では約20年ぶりの回顧展となる今展では、益子時代から遠野時代前期にかけての作品の意義を再考しながら、初期から晩年までの厳選した約130点を展観。
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