創建1200年記念 神護寺—空海と真言密教のはじまり

台東区 東京国立博物館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2024年7月17日(水)~9月8日(日)

京都市の西北、高雄(たかお)の神護寺は、中国・唐から帰国した空海(774〜835)が活動の拠点とした寺院。創建1200年と空海生誕1250年にあたることを記念して、神護寺に受け継がれる寺宝の数々を一堂に展示する。空海が制作に関わった現存唯一の国宝《両界曼荼羅(高雄曼荼羅)》(平安時代、9世紀)、寺外初公開の本尊、国宝《薬師如来立像》(平安時代、8〜9世紀)、五体が揃う現存最古の国宝《五大虚空蔵菩薩坐像》(平安時代、9世紀)、現存する最古のやまと絵屏風、国宝《山水屏風》(鎌倉時代、13世紀)をはじめとする国宝17件、重要文化財44件を含む約100件(会期中展示替えあり)。