光悦考開館40周年 秋期特別展

京都市 樂美術館 TEL.075-414-0304

開催期間:2018年9月2日(日)~12月9日(日)

本阿弥光悦(1558〜1637)は、元和元年(1615)京都・鷹峯の地を拝領し、茶の湯、書、陶芸など、数寄風流の世界を逍遙。光悦の制作した樂茶碗は、樂家二代常慶(?〜1635)、三代道入(1599〜1656)との交流の中で生まれ、樂家の窯で焼成された。今展は、十五代樂吉左衞門(1949〜)が3年がかりで執筆し、本年2月刊行した『光悦考』(淡交社)の論考・論旨をもとに監修。重要文化財《赤樂茶碗 銘 乙御前(おとごぜ)》(個人蔵)をはじめとする光悦茶碗を中心に、常慶や道入などの関連作品も含めて展示する。