保田龍門・保田春彦展

和歌山市 和歌山県立近代美術館 TEL.073-436-8690

開催期間:2015年5月26日(火)~7月5日(日)

保田春彦《父の像》1951(2013鋳造)ブロンズ 和歌山県立近代美術館蔵

ともに現在の和歌山県紀の川市で生れた画家・彫刻家の保田龍門(1891〜1965)と、彫刻家・保田春彦(1930〜)の父子ふたりの作品を、龍門の没後50年を機にあらためて紹介する展観。東京美術学校西洋画科(現・東京芸術大学)を卒業した龍門は、1920年に渡米し、翌年パリに渡りブールデルに彫刻を学び、南仏にマイヨールを訪ねるなど3年余りを過ごして帰国。春彦は東京美術学校彫刻科を卒業後、1958年から10年間ヨーロッパ各地で彫刻を学んだ。和歌山県立近代美術館の所蔵作品を中心に、それぞれの彫刻・絵画の代表作やデッサンを展示する。