住友春翠生誕150年記念 バロン住友の美的生活第1部「バロン住友春翠—邸宅美術館の夢」

港区 泉屋博古館分館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2016年2月27日(土)~5月8日(日)

京都の公家・徳大寺家に生まれ、住友家15代当主となった住友春翠(1864〜1926)は、住友グループの基礎を築く一方で、さまざまな文化活動に取り組んだ。今展では、春翠が蒐集した代表的な美術品を明治時代と大正時代の2部に分けて展示。第1部では、1897(明治30)年に外遊して欧米富豪の生活様式や文化活動を見聞して大きな影響を受けた春翠が、1903年に神戸須磨に別邸として建築した本格的な洋館と、そこに飾られたクロード・モネ、浅井忠、鹿子木孟郎らの絵画、和洋の陶芸作品などを紹介する。さらに、前期(2月27日〜3月21日)は、東京で初めて青銅器コレクションの名品36点を一堂に公開。後期(3月23日〜5月8日)は、中国文人への憧れを示す陶磁器・玉器・文房具・文人画などを展示する。