他人の時間

開館20周年を迎えた東京都現代美術館、アジア美術関連の展覧会を継続して開催してきた国立国際美術館（1977年開館）、東南アジアで最初の本格的美術館として作品の収集と展示を行なっているシンガポール美術館（1996年開館）、1993年から開催しているアジア・パシフィック現代美術トリエンナーレ（APT）で知られるオーストラリアのクイーンズランド州立美術館｜現代美術館（1982年開館）。この4館の共同主催による国際巡回展として、東京都現代美術館（2015年4月11日(土)〜6月28日(日)）よりスタートした。各館のコレクションを活かしながら新作も交えて、アジア・オセアニア地域の若手を中心としたアーティスト（今展では20名、会場により出品作家と数が異なる）による、さまざまな「他人の時間」と向き合う手がかりとなる作品を紹介する。