台東区 上野の森美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2025年5月27日(火)~7月6日(日)

浮世絵の最盛期を代表する5人の絵師の作品を一堂に紹介。浮世絵が最も成熟し、黄金期と呼ばれた天明・寛政期(1781〜1801)に、吉原風俗や市井の生活など艶やかな女性のしぐさや想いを写し一世を風靡した喜多川歌麿(1753?〜1806)、役者の演技の一瞬を捉えた役者絵を約10ヶ月間に145点ほどを描いた謎の絵師・東洲斎写楽(生没年不詳)、《冨嶽三十六景》をはじめ、風景・花鳥・人物と森羅万象を描き続けた葛飾北斎(1760〜1849)、《東海道五拾三次之内》や《江戸名所百景》など、江戸後期の浮世絵に新風を吹き込んだ歌川広重(1797〜1858)。さらに、豊かな発想力と斬新なデザインで武者絵の世界を切り開き、幕末から明治への浮世絵の潮流を作った歌川国芳(1797〜1861)。5人の絵師の代表作を中心に約140点を展示する。【公式サイト】