九大百年美術をめぐる物語

福岡市 福岡県立美術館 TEL.092-715-3551

開催期間:2016年10月8日(土)~11月13日(日)

東京、京都、東北に次ぐ4番目の帝国大学として、1911年に福岡の地に開学した九州帝国大学は、福岡の地域文化の振興に大きな役割を果たした。メイン会場となる福岡県立美術館では、仙厓や同時代美術のコレクターであり、美術評論家としても活躍した医学者・中山森彦の活動、九大工学部壁画を描いた洋画家・青山熊治の福岡における活動、九大の歴代の総長や教授たちを描いた肖像画、九大と深いゆかりを持つ作家や作品などの美術作品を通じて、九大百年の歩みをたどる。サテライト会場である九州大学総合研究博物館や、九州大学医学歴史館では、植物画や昆虫画、考古学資料など大学ならではのさまざまな博物資料を展示。