ロートレックとベル・エポックの巴里—1900年

八戸市 八戸市美術館 TEL.0178-45-8338

開催期間:2023年11月3日(金)~12月25日(月)

19世紀末から20世紀初頭にかけ、パリが世界有数の大都市として大きく発展した時代は「ベル・エポック(美しき時代、良き時代)」と呼ばれている。当時の享楽的な雰囲気を象徴する芸術家のひとりであるアンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック(1864〜1901)は、鋭い観察眼や的確なデッサン力を持ち、動きのあるものを正確に描くことができた。今展では、ロートレックをはじめ、ドガ(1834〜1917)やミュシャ(1860〜1939)、デュフィ(1877〜1953)らの作品およそ320点の展示とともに、劇場や盛り場、女性のファッション、人々のくらしなど、華やかな時代の姿を映し出したパリの芸術を紹介する。