ルートヴィヒ・コレクション　ピカソ展

ドイツのケルン市にあるルートヴィヒ美術館の所蔵品の二本の柱の一方である「ルートヴィヒ・コレクション」は、ライン地方の著名な実業家ペーターとイレーネ・ルートヴィヒ夫妻が何十年もかけて形成した900点におよぶ広範なピカソ・コレクション。所蔵点数としては、バルセロナとパリにあるピカソ美術館に次いで世界第3位を誇っており、個人コレクターが収集したコレクションとしては世界第1位の規模となる。今展では、ルートヴィヒ美術館所蔵のピカソの油彩、ブロンズ、版画、陶器など約60点を展示。さらに、国内美術館が所蔵するピカソ作品や、マン・レイ、ロベール・ドアノー、アービング・ペンら著名な写真家によるピカソの肖像写真約30点を展示し、ピカソの魅力を多角的に紹介する。