金沢市 国立工芸館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2025年9月9日(火)~11月24日(月・振休)

20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リー(1902〜95)の日本では10年ぶりの大型回顧展。ウィーン工芸美術学校で陶芸を学び、ウィーン工房の創設者のひとりであるヨーゼフ・ホフマンやウィーン工房で活躍していたアーティストや、この時代の空気を吸収して制作された初期作品を紹介する「第1章 ウィーンに生まれて」、ナチスの迫害を逃れるため1938年にロンドンへとわたり出会ったバーナード・リーチやハンス・コパーらの作品とロンドン時代のルーシーの作品を紹介する「第2章 ロンドンでの出会い」、東洋陶磁に範を求めていたリーチや交友を深めた濱田庄司らの作品とともに東洋との関わりを紹介する「第3章 東洋との出会い」、1970年以降に制作された鉢と花器を紹介する「第4章 自らのスタイルへ—陶芸家ルーシー・リー」の4章構成で、約120点を展観する。
工芸と天気展—石川県ゆかりの作家を中心に— 2025年12月9日(火)〜2026年3月1日(日)