リバーシブルな未来日本・オーストラリアの現代写真

目黒区 東京都写真美術館 TEL.03-3280-0099

開催期間:2021年8月24日(火)~10月31日(日)

オーストラリアを代表するキュレーターであるメルボルン大学のナタリー・キング(1966〜)教授との共同企画による展覧会。過去と未来、経験と未知、記憶と忘却、生と死など対立するものの間を行き来し、その循環から、新たな視座、可逆的な思考へと導いてくれる写真・映像表現に注目し、8名の注目作家を集めたグループ展。オーストラリアからは、アボリジナル・アーティストのマレイ・クラーク(1961〜)、インドネシア生まれのヴァル・ウェンズ(1974〜)、オーストラリアの歴史や文化を考察した写真作品で国際的評価を得ているローズマリー・ラング(1959〜)、最晩年に制作された作品を日本初公開するポリクセニ・パパペトロウ(1960〜2018)。日本からは、石内都(1947〜)、畠山直哉(1958〜)、ロンドン在住の横溝静(1966〜)、片山真理(1987〜)が参加している。